奥羽本線:峠駅

すでに「板谷」で山形県に入っているが、中央分水界は越えていない。そのトンネルを抜けた先が、その名も「峠」である。

旧駅前に「峠の茶屋」があり、スイッチバックがあった頃に通った列車でホームから「峠の力餅」の売り声が聞こえたのを覚えている。今でも遠く離れてしまったホームに同じ売り声が響く。わずかな停車時間に買い求める人が居るとはいえ列車の客の売り上げは知れているだろう。主要道路沿いにあるわけでもないから車で来る客もそれほど多くなさそうだが。 


案内図:実は旧ホームは確認できなかった


停車線末端側を見る。信号機が向こうを向いているから、この先が駅構内だったことになる。


上の画像の石場の脇をまわって先へ行ってみる


もうちょっと進んでみた


戻りがてら石場の裏側は石積みに見える、何物かは不明


駅前まで戻っていよいよホームへ、スノーセットが続く


駅名標


ホーム入口で上り方を見る


ホームを上り寄りへ進む、線路のない左のトンネルはスイッチバックの引上線跡である


ホーム上で振り返る、駅前からの道が左へ続く